①まず把握すべき3つのこと
②手書き家計簿とアプリの併用
③私の家計管理方法
私は家計管理を始めて7年以上になります。
結婚して約2年間は貯金0が続いたり、30万円にも満たなかったりと苦しい時期でした。
家計管理の知識に乏しかった私は、失敗の連続で困ることも多かったです。
地方在住で車も必須な地域ですし、世帯年収も特別多くありません。
安定した貯蓄が継続できるようになったのは、2018年からでした。
看護師の給料については、平均月収をまとめた記事がありますので併せてご覧下さい。
年代別の平均所得は以下の通りです。
世帯主の年齢 | 1世帯あたりの平均所得 |
20代 | 約363万円 |
30代 | 約615万円 |
40代 | 約695万円 |
50代 | 約756万円 |
60代 | 約566万円 |
平均所得の中央値は記載がありませんでしたが、全世帯の中央値は437万円です。
次に平均貯蓄額と平均借入額を紹介します。
世帯主の年齢 | 平均貯蓄額 | 平均借入額 |
20代 | 約180万円 | 約248万円 |
30代 | 約530万円 | 約1071万円 |
40代 | 約651万円 | 約1003万円 |
50代 | 約1075万円 | 約547万円 |
60代 | 約1462万円 | 約214万円 |
私は平均や中央値を知れば知るほど焦りましたが、これが見直しのきっかけにもなりました。
現在は2018年から年間100万円以上の貯金を継続しています。
今回は貯金を始める前に、知っておくべき家計管理について解説します!
貯金の前に絶対に確認するポイント
まずは節約から始める方も多く、食費・光熱費・交際費などの節約を考えると思います。
私もまずは食費や外食費などの節約から始めました。
しかし全く上手く行かず、貯金と家計について勉強していると問題点が浮き彫りになりました。
関連【貯金できない】貯金なし看護師が辛いと感じずお金を貯める方法
私はそもそも、具体的に何にいくら払っているのか、最低限いくらあれば生活が成り立つのかを理解していませんでした。
貯金を始める時には、まず家計全体を確認すると確実に効率が良くなります。
まずは家計簿管理で「重要なポイント」を押さえましょう。
焦ってしまいますが、動き始めることが大切です。
これから「重要なポイント」を解説していきますね!
まず把握すべき3つのこと
分かりやすく、参考になる動画があります。
こちらもご覧下さい。
①必須生活費
②ゆとり費
③総資産額
私の場合結婚後、将来とお金に対して強い恐怖心がありました。
結婚当初は貯金が本当に少なく気持ちばかり焦っていましたが、きちんと現状を知ることで前に進むことができました。
居住地や家族構成によって金額が変動しますので、まずはご自身の家庭の現状を確認しましょう。
平均や中央値だけでなく、我が家に必要なお金を知ることが重要です!
私も家計管理の前に家計の見える化から始めました!
必須生活費とは生きていくために必要な最低限のお金
まずは必須生活費を把握します。
あまりにも厳しすぎると現実的ではありませんので、注意が必要です。
我が家の場合は、以下を月に必要な必須生活費としています。
- 家賃
- 食費
- 水道光熱費
- 通信費
- 衣服費
- 美容費
- 医療費
- 保険料
通信費は、いわゆる格安スマホを契約し、夫婦2人とも3Gプランで合計4,000円前後です。
合わせて、年単位で必要になる費用も別途プラスしましょう。
固定資産税・賃貸の更新料・火災保険、冠婚葬祭費や家電等の買い替え費などです。
1年間のお金を把握すれば、本当に必要な最低限の生活費が分かります。
ゆとり費とはストレスがない生活を送るのに必要なお金
こちらも年間と月間の費用をわけて計算します。
ゆとり費は必須生活費以上に個人差が出ますので、1度お金の使い方を振り返りましょう。
私は以下をゆとり費として計算しています。
- 外食費
- 旅行代
- キャンプ代
- プレゼント代
- 記念日のお祝いなど
時々プチ贅沢をしつつ、実現可能な範囲でゆとり費を設定しています。
総資産額とは今持っている全ての資産のこと
総資産額に含まれるのは現金や貯金だけではありません。
時価や解約返戻金があるものは、現時点での金額を参考にします。
- 現金
- 貯金
- 株式
- 不動産
- 保険
- 退職金など
保険については保険証券に解約返戻金に目安が記載されているので、確認してみて下さい。
我が家に必要なお金と総資産額が分かったら、早速家計簿をつけます。
私は昨年までエクセルで家計簿管理をしていましたが、パソコンが壊れてしまったのを機に家計簿アプリを利用しています。
マネーフォワードMEの姉妹アプリ
マネーフォワードによって運営されている家計簿アプリです。
マネーフォワードMEの姉妹アプリですが、リンククロス家計簿の方がボタンやページの構成が使いやすいためリンククロスを利用しています。
現在少しずつキャッシュレス化が進んでいます。
カード決済やキャッシュ決済は、引き落とし日や金額を確認しておかないと後々困ります。
リンククロス家計簿は、口座やクレジットカード連携機能が便利です。
以前は、クレジットカード会社や銀行毎にアプリをダウンロードしていましたが、リンククロスであれば管理アプリの1本化が可能です。
家計簿アプリの活用法
現在リンククロス家計簿と100均の家計簿を併用しています。
私のリンククロス活用法は以下の通りです。
- 銀行口座管理
- クレジットカード管理
- 資産管理ツールとして
以前は個別のアプリを使用していたため、ログインも手間で全体の管理もしにくかったです。
ちなみにリンククロス家計簿1つで家計管理は出来ますが、私には合わない点もあります。
私の場合、リンククロスはクレジットカードと銀行関係が中心です。
- 貯金
- カード払い
- 固定費など(口座引き落とし)
- 食費や日用品など
- リンククロスで管理できない項目
リンククロスはクレジット払いや、口座引き落としのお金の見える化を目的にしています。
使った月に支払額を引き落とし口座に移動しているため、不足することもありません。
日々の生活費は手書き家計簿を活用することで、支出内容を意識するようになりました。
家計管理の方法はたくさんありますが、何より「自分に合った方法と続けること」が重要です。
リンククロスは無料でダウンロードと管理ができるアプリです!
3つの100均家計管理グッズ
お恥ずかしいですが、画像は実際に使用しているアイテムです。
ジッパーケースに通帳やお金を入れています。
①ダイソーの手書き家計簿
②セリアの6リングバインダー
③セリアのジッパーケースリフィル
一般に貯金に特化した家計簿もありますが、私はダイソーの家計簿ノートを使用しています。
ダイソーの家計簿は、セリアの6リングバインダーに入るくらいコンパクトです。
バインダー1つとリンククロス家計簿があれば、いつでも家計管理ができるようにしています。
セリアの6リングバインダーは通帳・積立・貯金管理に使用中です。
6リングバインダーは使用している方も大変多くオススメです。
右下に見えるのは製薬会社から頂いた付箋で、支払い予定金額などを書き込みジッパーケースに貼り付けています。
ダイソーの手書き家計簿
日付や項目を記入するのが少し手間ですが、いつでも家計簿を開始できるのがメリットです。
100均手書き家計簿のメリットをまとめます。
- 手に入りやすく安い
- 薄くてコンパクト
- いつでも始められる
- 項目を自分で設定できる
- シンプルで見える化しやすい
手書きで管理しにくい項目は、リンククロス家計簿で補うことが出来ます。
書き込むことで食費など、使う頻度の多い項目の総支払額も把握出来るため、貯蓄にも大変役立ちます。
キャッシュレス関連をリンククロス家計簿で把握し、セリアの6リングバインダーで管理することで支払いの過不足も起こりません。
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家計管理と家計簿アプリのまとめ
家族とお金の話をするのが苦手な方もいるかもしれません。
しかし、お互いの支出を確認することで効率的に貯金ができ、将来の不安も少なくなります。
貯金は、家計に関わっている人を守る手段にもなります。
不安をそのままにしたり避けている間は、効率よく貯金を進めることは難しいです。
今回紹介したのは私の一例ですが、個人の目的や目標に合った手段を選ぶことが大切です。
少しでも問題解決の手助けになりますように。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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