①看護師は国家資格
②准看護師は都道府県知事免許
②平均年収の差額779,200円
看護師と准看護師の違い
男性看護師が給与面で優遇されているというわけではないんですね!
看護師の業務は「保健師助産師看護師法(保助看法)」によって定められています。
看護師も准看護師も業務の範囲自体はほぼかわりません。
就業場所は看護師、准看護師どちらも病院が最も多く、診療所、介護保険施設等の順番となっています。
※データ出典:平成30年衛生行政報告例(就業医療関係)
:平成30年賃金構造基本統計調査
看護師と准看護師の比較
保助看法5条において「看護師とは厚生労働大臣の免許を受けて、傷病者若しくはじょく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする者」とされています。
看護師の人数と就業場所
2018年末現在で約122万人が就業しています。
2016年に比べ約7万人(6.0%)増加しています。
【就業場所】
病院が最も多く実人員で約86万人(約71%)
次いで診療所は実人員で約13万人(12.8%)
介護保険施設等は実人員で約9万人(7.3%)
男性看護師は前回調査に比べ13%増加しています。
保助看法6条において「准看護師とは都道府県知事の免許を受けて、医師、歯科医師又は看護師の指示を受けて、前条に規定することを行うことを業とする者」とされています。
准看護師の人数と就業場所
2018年末現在で約30万人が就業しています。
2016年に比べ約1万8千人(5.8%)減少しました。
【就業場所】
病院が最も多く実人員で約12万人(38.2%)
次いで診療所は実人員で約10万人(32.2%)
介護保険施設等は実人数で約7万人(23.2%)
准看護師は「看護師の指示を受けて」と規定があるので、管理職など指示を出す立場にはなれないのが実情です。
看護師と准看護師の平均年収
一般に男女間で年収の変動はありません。
しかし就業場所によって年収が変わります。
男性看護師は、体力的・精神的にハードな救急や精神科病院などに勤務していることも多いです。
准看護師は「看護師の指示を受けて」と規定があるので、管理職など指示を出す立場にはなれないのが実情です。
男性看護師が給与面で優遇されているというわけではないんですね!
看護師の平均年収
看護師全体の平均年収は479万9300円です。
(平均年齢39.3歳)
【男女別】
男性492万4200円(平均年齢36.9歳)
女性478万4700円(平均年齢39.6歳)
准看護師の平均年収
准看護師全体の平均年収は402万100円です。
(平均年齢49.2歳)
【男女別】
男性422万3800円(平均年齢43.1歳)
女性399万5100円(平均年齢50.0歳)
看護師の給料の違い
看護師の基本給は、最終学歴と就業場所によって違いがあります。
看護師の給与に大きく影響する夜勤手当も勤務先によって異なります。
最終学歴・就業場所別の基本給と、夜勤手当の平均をまとめました。
勤続10年の基本給も記載してます。こちらからどうぞ!
看護師と准看護師の違いまとめ
大きな声では言えませんが、私が看護師を目指した1番の理由は安定した給与です。
当時は中学生でしたが、就職先にも就職先には困らないと考えていました。
実際生きていくためにお金は不可欠ですし、お金を得るために働かなければいけません。
ただ、自分の中で譲れない物を我慢してまで働くのは辛いことです。
皆さんそれぞれにあった職場が見つかりますように!
ここまでお読みいただきありがとうございました!