①ハローワークの大きなデメリット
②困らない転職サイトを選ぶ
③看護のお仕事がおすすめ
私は過去3回ハローワーク経由で常勤の職場に就職しましたが、全て試用期間で退職しています。
私がハローワークにこだわっていた理由は、転職サイトが何となく怪しそうと感じていたためです。
しかしハローワークで検索してすぐに見つかる求人先には、必ず良からぬ理由がありました。
まずは実際に私が経験した、ハローワークの失敗談をお話します。
今回は私の失敗を踏まえ、失敗を防ぐ転職のポイントを解説します!
ハローワーク採用の失敗談
今までハローワークを中心に転職活動をしていましたが、とにかく手間が掛かります。
自分で全てリサーチする必要があるためです。
- 患者さんの評判
- 求人を出している頻度
- 職場の人間関係
- 病院特有の習慣など
本当は働いている人に評判を聞きたいですが難しいため、患者さんの評判を知るのが精一杯です。
ハローワークの相談員は転職手続きは行いますが、募集先の情報はほとんど持っていません。
私はハローワークを利用した転職活動で3回早期退職していますが、採用も3回辞退しています。
①条件が合わなかった
②面接時の印象がよくなかった
中には実際とは違う情報を掲示している病院もありますので、注意して下さい!
実例は後ほどお話します。
電話で直接辞退を申し出る必要があり、とてもストレスでした。
実際に面接へ行かないと分からないことが多く、時間と体力が消耗していきます…。
実際に転職してから分かったこと
地方在住で口コミも少ないため、毎回条件と雰囲気のみで転職先を判断しなくてはいけませんでした。
ハローワークで紹介された転職先で最もひどかったのが、看護師9年目の時に転職した病院です。
ハローワークに掲載されていた内容と実際の待遇が異なっていました。
中でも驚いたのが基本給の内容です。
- 基本給22万円
- 看護師手当記載なし
- ボーナス4か月
- 基本給11万円
- 看護師手当11万円
- ボーナス4か月
ボーナスはどちらも年2回の合計4か月分でしたが、基本給が異なるため想定の半分しか貰えないことになります。
これはミスマッチではなく明らかに悪意がありますし、転職したことをとても後悔しました。
最終的にこの病院は、試用期間中に適応障害になり退職しています。
関連【適応障害と診断】看護師の就職から退職までのお話|就職2週間編
仕事に復帰するまでに半年以上かかりました。
転職に失敗した私がアドバイスできることは、不安要素が解消できる転職方法を選ぶことです。
雇用後の直接交渉は怖くて私には出来ませんでした。
手続きにも手間がかかりますし、採用後の交渉はハードルが高いです…
ハローワークの求人の特徴
ハローワークも看護師転職サイトも、看護師を募集していることに変わりはありません。
しかし求人を掲載している病院側には全く違う事情があります。
ハローワークの求人
日勤者を募集している場合や病院の規模が小さい場合は、求人に使用する予算が少ないことが多いです。
のちに転職失敗した求人先は、どこもハローワークしか利用していないことが判明しました。
①求人者とのやり取りが最低限
②コストと手間も最小限
③病院側が選ぶ立場になりやすい
- 求人募集が無料
- 交渉は自分で行う
- 事前の質問や見学が難しい
- 応募後は条件を満たせば即面接
裏を返せば求人に予算を掛けたくない、もしくは掛けられない病院とも言えます。
残念ながら「人員の補充を重視」している病院ばかりでした。
退職者が相次ぐ総合病院
ここで転職サイトを利用できない病院の実際を少しお話します。
私が看護師1年目で退職した地方の総合病院は、ハローワークと新聞広告に求人を出していました。
- 中途採用者全員に50万円
- 引越し費用全額負担
- 返金の条件なし
募集内容の効果もあり、この病院にはぞくぞくと中途採用者が入ってきていました。
しかし最終的には辞める看護師の方が多く、病院全体で看護師の大量退職が起きました。
ハローワークの急募求人掲示板に、この総合病院が掲示されているのを見た時、退職出来て本当に良かったと安心した程です。
病院と個人が直接やり取りをしますので、悪い部分が見えにくいです。
中途で入って来られた方は「こんな病院があるなんて信じられない…」とショックを受けていました…。
転職サイトの求人の特徴
ハローワークと違い、転職サイトを利用する医療機関側には一定の予算が必要です。
看護師転職サイトは大々的にPRしているため、良いイメージがない方もいるかもしれません。
お祝い金を大々的に押し出しているため、私もあまり良いイメージがありませんでした。
しかし良い人材を求める病院程、アピールと差別化ができる転職サイトを利用しています。
①希望する人材の応募が増える
②ミスマッチも起きにくい
③就職率が高い
- 金銭的に余裕がある医療機関
- 転職サイトに情報を提供している
- 交渉は担当者が代理で行う
- ハローワークより希望が通りやすい
求人に予算を掛けられる病院は、職員への福利厚生も充実していることが多いです。
また転職サイトを通した面接では、待遇面などの交渉がしやすい傾向があります。
これはハローワーク利用者より、転職サイト利用者の方が交渉を行う確率が高いことが理由です。
仮に面接まで行かなくても、転職サイトを利用することで見えてくることがあります。
- 求人が出ている医療機関
- 給与や待遇の実際
- 強みや特徴など
登録者限定の求人も閲覧可能で、欲しかった情報が得られます!
転職サイトは情報収集が1番の目的
転職サイトを使って再就職すると、なかなか辞められないと聞いたことはありませんか?
しかし転職希望者にとって、転職サイトは転職先を探すだけの場所ではなく、情報収集を行う場所です。
転職サイトは、私たち看護師がよりよい職場と出会うために利用するサービスといえます。
今の職場でこれからも仕事を続けるか?転職した方が良いのか?を決める判断材料にもなります。
- 転職かこのまま残るか
- 現在の待遇は十分なのか
- 希望の転職先があるかなど
転職活動はこれから先の人生をどう生きるか、を考えることにも繋がります。
転職を少しでも考え始めた時から、既に転職活動は始まってると言っても過言ではありません。
希望する将来に向かうためには、選択肢を広げることが重要です。
転職サイトに登録しても、もちろん主導権はこちらにあります。
情報の取りこぼしも防げますし、利用者も多く安心です!
おすすめの看護師転職サイト
私のように交渉を躊躇してしまう、慎重に転職先を選びたい方は転職サイトに登録しましょう。
中でも看護のお仕事は求人数と質がトップクラスで、利用者も多い看護師転職サイトです。
看護のお仕事は実際に医療機関へ足を運び、転職前に知りたい内部情報を把握しています。
コンサルタントは医療業界を熟知しており、素早く丁寧な対応も高い評価を得ています。
- 全国対応のサービス
- 業界最大級の『最新の非公開求人』
- 専任のコンサルタントがサポート
- 条件に合った病院を紹介
- 給料など難しい交渉も代理で行う
他の転職サイトに登録した同僚は「転職後も連絡がきて困ってる。」と話していました。
これはよく聞く話なので心配される方も多いですが、看護のお仕事のコンサルタント(担当者)は自分本位な紹介をしません。
担当者の変更、連絡がくる時間帯の変更などもお客様サポート窓口で受け付けています。
会社の方針として自分本位の紹介はしないと決まっているため、安心して利用できます。
まだ本格的な転職活動をしない方ももちろん利用できます。
まずはリサーチすることが転職成功への近道です!
複数の看護師サイトに登録しない
複数のサイトに登録する方法もありますが、中にはしつこく連絡してくるサイトもあります。
- メールがしつこい
- 断っても電話がかかってくる
- 強引に転職をすすめてくるなど
1件1件対応するのは手間もかかるため、複数サイトの登録はおすすめしません。
ここだけの話、複数サイトへの登録を勧める人の中には、紹介料目当ての人が隠れています。
看護師ではない人が紹介料目当てで紹介している場合もありますので注意して下さい。
まずは複数サイトへの登録は行わず、看護のお仕事とハローワークへの登録のみでOKです!
この方法なら、最小の労力で効率的な転職活動が始められます!
担当者と合わない場合
どの転職サイトでも、コンサルタント(担当者)にはタイプがあります。
一度に多くの転職サイトに登録するとミスマッチも起きやすく、手間も増えます。
この点からも、まずは1か所からがおすすめです。
看護のお仕事はもしもの時も、お客様サポート窓口から希望の申請ができます。
自分のして欲しいことが明確な場合、合わない場合は希望の担当者をお願いしましょう。
- アドバイスが欲しい
- 話を聞いてほしい
- 一緒に考えてほしいなど
サポートが充実していることも大手の強みです!
転職に失敗しないために選択肢を広げる
私のような失敗は少なくない話です。
転職サイトを利用し選択肢を広げることで、自分に合った病院を見つける確率は確実に上がります。
転職市場での自分の評価を知ることも出来るため、よりよい職場環境を見つける手がかりにもなります!
転職を考えた時には転職先が自分に合うのかを最重視し、できるだけ情報を得て判断しましょう。
看護のお仕事も登録後はハローワークのように、気軽に全ての求人検索ができます。
慎重に効率よく転職する手段として利用してみて下さい!
- 業界最大級の非公開求人
- 各地域に専任のスタッフを配置
- 都道府県別のページで探しやすい
よりよい働き方を見つけるためにも「今行動すること」が大切です!
皆さんもベストな就職先が見つかりますように!