①私は資産形成が目的
②つみたてNISAは初心者向け
③税金面でも優遇されている
私は投資に興味がありましたが、不安や不明な点が多く、なかなか踏み出せずにいました。
調べるうちに私にはやらない理由がなかったため、つみたてNISAを始めることにしました。
投資は落とし穴も多く心配だらけでしたが、NISAもつみたてNISAも国が推奨している制度ですので、ぜひ参考にして下さい。

今回はNISAとつみたてNISAを始める時に調べたことをまとめました!

まずはNISAとつみたてNISAについて簡単に解説します。
NISAとつみたてNISAは国が推奨する制度
国がNISAとつみたてNISAを推奨している目的は、お金の動きを「貯蓄から投資へ促す」ことです。
国は投資の裾野を広げるため、投資を通じた安定的な資産形成を支援するため、NISAとつみたてNISAという制度を作りました。
①長期 ②つみたて ③分散
上記の3つを押さえると、運用成果がプラスになる可能性が高いことが、過去の成績から分かっています。
1985年以降に始めた人が、そのまま20年続けた場合、全ての人の投資収益率が年率2〜8%のプラスに収まっていることも分かっています。

まずは過去の実績を知ることで、投資を始める判断材料になりますね!
大きな2つの特徴
①利益にかかる税金が非課税
②年間で投資可能な金額に上限
通常は投資で得た利益に対して、約20%の税金が掛かります。
一般口座 | 約20%の税金 | 手元に入るのは 約8万円 |
NISA口座 つみたてNISA | 非課税 (税金がかからない) | 10万円手に入る |

利益が増えるほど、非課税の恩恵が受けられます。

年間の投資額がNISAは120万円まで、つみたてNISAは40万円までが非課税の対象です。
つみたてNISAを例にすると、年間の非課税投資枠の上限は40万円です。
上限内におさめる場合、毎月33,000円を投資に回すことができます。
途中で買った分を売ったとしても、年間の投資枠はリセットされませんので注意が必要です。
NISAとつみたてNISAの違い
とてもお得な制度ですが、NISA口座とつみたてNISA口座は同時に持つことができません。
違いについてまとめます。
NISA | つみたてNISA | |
運用期間 | 5年間(最長10年) | 20年 |
買い方 | 自由 | つみたて方式 |
非課税投資枠 | 年間120万円まで | 年間40万円まで |
対象商品 | 幅広い商品 | 金融庁が認めた商品 |
NISAとつみたてNISAは名前が似ていますが、内容が大きく異なることが分かります。
先程解説したように、安定的な資産形成には「長期・つみたて・分散」が重要です。
つみたてNISAの方が長期投資向きで、金融庁の基準をクリアした商品を選ぶことができます。
つみたてNISAの方が初心者にも優しく、失敗する可能性を可能な限り排除していると言えます

ちなみにiDeCoも国の制度です。
iDeCoも運用利益は非課税ですが、NISAやつみたてNISAとは異なり途中引き出しができません。
併せてお金を受け取る時に課税される点も、NISAやつみたてNISAとは異なります。
他にも違いはありますが、いざという時お金を引き出せないのは大きなデメリットです。

これらを踏まえて、投資初心者の私はつみたてNISAを始めました。
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つみたてNISAのファンドの選び方
①信託報酬が安い
②インデックスファンド
信託報酬は運用会社に管理・運用してもらうための経費で、投資信託を保有している間ずっと支払い続けるものです。
信託報酬は別途支払いが発生するわけではなく、間接的に支払っています。
信託報酬は毎日ファンドの資産を評価し、基準価額を計算するときに費用として差し引かれていますので安い方がコストも抑えられます。
インデックスファンドとは指数と寄り添って動くファンドのことです。
指数とは、取引所全体や特定の銘柄群の値動きを表すもののことをいいます。
日本の株式市場の動きを表す代表的な指数には、東証株価指数(TOPIX)と日経平均株価があります。
つみたてNISAの対象ファンド
王道と言われているのが、S&P500に連動したインデックスファンドです。
S&P500は、アメリカの時価総額が大きい主要500社の株価をもとに算出される株価指数のことです。
過去の実績ですが、15年以上の保有でほぼ100%の確率でプラスになっています。
日本株は上がったり下がったりで投資が難しいですが、アメリカ株は長期的に右肩上がりです。
アメリカを投資先に選ぶ理由がここにあります。
未来は誰にも分かりませんが、長期投資を目的にしたつみたてNISAとも相性がよいです。

私は楽天VTIを選びました!
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
楽天VTIは大企業だけでなく、小さな企業も含め3500社以上の米国企業に投資できるインデックスファンドです。
楽天VTIのみで、投資可能な米国株がほぼ100%カバーできます。
S&P500(時価総額が大きい500社)への投資も魅力的ですが、少しでも分散させてリスクを抑えたいと思い楽天VTIを選びました。
米国株は時価総額の比率も、過去の値上がり率も他国を圧倒しています。
さらに先進国株式市場もアメリカが約6割で、市場規模も桁違いです。

私は市場規模が大きく、今後も右肩上がりに成長することを期待して楽天VTIを選びました。
買い方はドルコスト平均法が王道
株価は常に変動しているため、タイミングをはかることは無理と言っても過言ではありません。
未来を的確に読むことは不可能に近いためです。
失敗を避けるためには、毎月定期的に分散して買う「ドルコスト平均法」が王道です。
ドルコスト平均法であれば、株価の値動きを常時見張る必要もありません。
つみたてNISAは年間40万円が上限なため、私は月33,000円ずつ定額で購入しています。
月1回の購入でも効果的で、20年間つみたてNISAを続ければ、240回にわけて購入することになります。

一気に購入するより、時期を分散させた方が安全なのは明らかですね。
2019年末からつみたてNISAを開始
2019年12月に始めたつみたてNISAですが、2020年に入ってコロナショックが起きました。
一時期はマイナスになっていたようですが、株価が落ちることもあると見越してのドルコスト平均法なので、気にせず積立を続けています。
現在は予想より早く株価が戻りつつあるようで、プラスになっています。

つみたてNISAを開始して8ヶ月が経過しました。
- 購入総額は26.4万円
- この時点で+2.2万円
- 忘れているぐらいがちょうど良い
始めたばかりなのもありますが、下落しても落ち着いていられたのには、理由があります。
それは投資成績が良い人の1位が亡くなっている人、2位が運用を忘れている人と知ったためです。
多くの場合、短期で売買を繰り返す人よりインデックスファンドを長期間持ち続けた人の方が成績がよいことも明らかになっています。
つみたてNISAを月33,000円、20年間続けたシュミレーションを紹介します。
あくまでシュミレーションですが3%は現実的な数字ですので、参考になるはずです。
- 元本:7,920,000円
- 運用収益:2,913,966円
- 合計:10,833,966円

利回りは再投資されますので、長期になるほどお金が増える可能性が高まります。
私は想像以上にプラスになる可能性が高いことと、多少のリスクは抱えることを理解した上でつみたてNISAを始めました。
投資と貯金は違うものですが、貯金していた一部を投資に回すことでお金を増やせる可能性が高まります。
種類 | 利回り |
定期預金 | 〜0.2%前後 |
普通預金 | 〜0.1%前後 |
長期のインデックス投資 | 3〜5%前後 |
楽天VTIの期待利回り
過去の成績を振り返ると、楽天VTIは利回りが約5〜7%ほどといわれています。
投資はリスクも伴いますが、お金にも働いてもらうことでお金を増やすチャンスも増えます。
- 元本:7,920,000円
- 運用収益:5,644,111円
- 合計:13,564,111円
繰り返しになりますが、つみたてNISAであれば運用利益にもお金を受け取る時にも税金がかかりませんので、お得に投資を始められます。
私はいつも老後に大きな不安を抱えていましたが、将来への捉え方も少し明るくなってきました。
つみたてNISAは毎月1,000円から始められますので、練習のつもりで始めてみるのもおすすめです。

私はこれからも時間を味方につけて、大きな失敗を避けながら運用を続けていきます。

無理のない範囲で始めてみると将来が楽しみになりますね!
今後は私が開設した、つみたてNISAの口座開設の手順についても記事にする予定です。
なるべく分かりやすくまとめますので、お待ちいただけたら幸いです。

ここまでお読みいただきありがとうございました!
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