①食費の節約は困難だった
②苦痛に感じない節約を実施
③年間14万円以上の節約達成
給料は働いた人の「時間」がお金になります。
これは時間と引き換えに、給料を得ているということです。
時間には限りがありますし、今すぐ手取り増やしたいと思っても、簡単にできることではありません。
そこで、手取りを有効的に使いたいと考えるようになりました。
今回は働く時間を増やさず、使えるお金を増やす工夫を解説します!
看護師を辞め貯金がない頃
結婚後はしばらく夫の収入のみで生活をしており、まずは生活費の節約から始めました。
人それぞれ合う合わないがあると思いますが、私には合わなかった節約術もありました。
つらいと感じた節約法と、つらさを感じなかった節約法を簡単にお話しします。
お店のはしご
まとめ買いは満足感がありますが、私は後々困ることが多かったです。
- 何を買ったか忘れる
- 在庫が偏る
- 期限が切れてしまう
当時は家事スキルが低く、管理出来ない部分がたくさんありました。
現在は基本的にスーパーとドラッグストアの2店舗のみ利用しています。
どちらも帰り道にあるため、まとめ買いが必要なく必要な物だけ購入しています。
買い物時間を減らすことで無駄遣いも減ります!
節約料理
ネットにはコスパがよく、美味しそうなレシピがたくさんあります。
しばらく参考にして料理をしていましたが、以下の理由で挫折しました。
- 料理が好きではない
- 手順が少ないレシピが好き
- コストと時間の両立が出来なかった
元々料理が好きではなく、続きませんでした…
外食をしない
私は外食が好きです。
専業主婦の頃は1人の時間も多く、遊びに行くのが好きな私には我慢出来ませんでした。
外出してランチを食べたり、カフェでお茶することが楽しみだったからです。
現在は家計とのバランスをとりながら、外食を楽しんでいます。
貯金が上手く行かない頃学んだこと
これではダメだと実感し、家計についてたくさん勉強しました。
結果として、「貯金の前に知っておくべき事」を理解していないことが分かりました。
- 我が家の最低限の生活費
- 苦痛を感じない節約方法
- 貯金の目的と目標
毎月の支出ははっきりとは把握しておらず、何にいくら使っているか分かっていませんでした。
まずは現在の支出額と項目を把握して、無駄がないか確認することにしました。
当時は無理して節約する割には、お金が貯まりませんでした。
まずは家計現状を把握することが重要です!
辛さを感じないお金の貯め方
私は気になりだすととことん調べる性格で、たくさんのことを抱えるとパンクしてしまいます。
なるべく再現性が高くて、シンプルな方法から始めることにしました。
最も効果的でストレスと付き合う必要がない節約法は、王道ですが固定費の削減です。
取り組むまでは面倒ですが、1度手を加えてしまえば節約効果がずっと続きます。
- 自動車保険
- 生命保険と医療保険
- 携帯料金
保険については見直しの結果、支払額が減りましたが保障内容は今まで以上です。
携帯料金も必要なギガ数を見直し、契約したためほとんどストレスを感じません。
食事や外出などを極端に制限する必要がなくなり、楽しみも増えました。
既に5年間で固定費を合計70万円以上節約、貯金も増えました!
固定費の削減に取り掛かるのは少し手間が掛かりますが、1度取りかかれば効果がずっと続きます。
次は実践した見直しの内容を簡単にお話します!
医療保険・生命保険の見直し
生命保険と医療保険は夫も私も契約中で、収入保障保険は夫のみ契約しています。
保険会社を変えたことで保険料が安くなっただけでなく、保障内容が以前より手厚くなりました。
見直しの結果は以下の通りです。
医療保険と生命保険の合計 | 夫 | 妻 |
見直し前 | 14,290円 | 7,576円 |
見直し後 | 11,359円 | 7,593円 |
節約額 | 2,931円 | −17円 |
見直し前は収入保障保険の補償額が月8万円でしたが、現在は月10万円にアップしています。
必要な保障は人それぞれですが、割安で保障が手厚くなるなら見直しの価値があるはずです。
6年以上前に見直したのですが、どれも終身保険なため節約効果がずっと続きます。
年間で34,986円安くなりました!
保障内容が手厚くなった上、すでに21万円以上節約できました!
自動車保険の見直し
更新をきっかけに夫の会社の団体保険に切り替えました。団体割で約30%近く安くなっています。
こちらは保障内容は変えず保険会社を変えただけです。
切り替え数カ月前に事故で等級がダウンしましたが、団体保険に切り替えたことで更新前の金額まで抑えることができました。
車2台の見直しで年間約48,000円安くなりました!
自動車保険も見直しから6年以上経っていますので、すでに28万円以上の節約に成功しています。
自動車保険も保険会社を変えるだけですが、節約効果はとても高いです。
団体保険が無い方も、保険会社を見直すだけで節約出来ます!
ドコモから格安SIMへ乗り換え
個人的に、これが1番おすすめです。
理由もなく長年ドコモを使っていましたが、通信費を削減するため格安SIMに切り替えました。
何となく手続きが面倒くさそうで後回しになっていましたが、見直して本当によかったです。
1度思い切って手続きを済ませば、固定費削減効果がずっと続きますのでオススメです。
格安SIMは事業者(MVNO)が多く、どこを選ぶか悩みました…
- 現在はmimeo契約中
- docomo契約時:夫婦で約14,000円
- 現在:夫婦で約3600円
※上記の金額は端末代を除いた金額です。
この時点で10,000円以上の節約になります。
現在もmineoのデュアルタイプ(音声通話+データ通信)の3GBを契約しています。
現状に近い状態で比較するため、2020年1月時点の料金プランも比較してみました。
同じパケット数でも基本料金の差額は大きいですね!
3GBプラン | mineo | ドコモ |
基本料金(税込) | 1,661円 | 4,387円 |
1人あたり2,717円の節約、2人で合計5,434円の節約になります。
3GBでは不安を感じるかもしれませんが、在宅中はWi-Fiを利用するためパケット消費は外出時のみです。
パケット消費0の低速モードも利用しているため、私はほぼ毎月パケットがあまります。
あまったパケットは夫にプレゼントして、全体のバランスをとっています。
年間で60,000円以上安くなりました!使い心地も問題ありません。
3年半以上たちますので、すでに21万円以上の節約に成功しています!
結果貯金が出来るようになった
見直しを行った結果をまとめます。
節約額(年間) | |
医療・生命保険 | 34,986円 |
自動車保険 | 48,000円 |
携帯料金 | 60,000円 |
合計 | 142,986円 |
保障内容を手薄にすることなく、苦痛を感じることもなく、年間14万円以上節約できました。
月にすると約12,000円で、これだけ節約できれば水道代と携帯料金がまかなえます。
節約は無理しないことが大切です。
- 得意なこと
- 苦痛を感じないこと
- 長期間効果が続くこと
これらが節約の最適解で、私の場合は固定費の削減が最も効果的でした。
リサーチや変更の手間はありますが、手続きが済めばそれ以降ずっと節約に貢献してくれます。
固定費を削減すれば、コツコツとお金が貯まります!
固定費を削減したら、次は最低限必要な必須生活費・ゆとり費・総資産額を把握しましょう。
この3つが把握できると、お金の増えるスピードが確実に早くなります。
詳しくはこちらをご覧下さい。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
次に読まれている記事はこちら
【家計管理】要確認のポイント3つとおすすめの家計簿で貯蓄アップ!