看護技術の不安をなくしたい方へ!
今回紹介する参考書は、新人看護師をはじめ、復帰予定の看護師、新人指導に携わる先輩看護師にも支持されている実績のある参考書です。
1冊目の参考書は看護学生にもおすすめです。
紹介する参考書はどれも物品の準備から手順、注意点と対策が分かりやすくまとめられています。
きっと不安を払拭し、自信を持って業務を行えるようになるはずです。
①基本の看護技術を習得
②医師目線の看護技術
③緊急時の看護技術
ビジュアル臨床看護技術ガイド
1から全て学びたい方におすすめの参考書です。
看護学生が実際に臨床に出てからも、引き続き役立つ参考書になっています。
720ページの大ボリュームです。
看護技術は51項目あり、新人看護職員研修ガイドラインの範囲をほぼカバーできます。
この1冊で臨床で求められる看護技術をしっかり習得することが出来ます。
- 感染予防
- VS測定・採血モニタリング
- 与薬と注射と点滴
- 呼吸管理と人工呼吸管理
- 救命救急処置
- ドレーンと術後管理
- 摂食と栄養ケア
- 保清と皮膚と排泄ケア
- 移動と移送とその他のケア
臨床現場で必要な看護技術が全て学べる参考書となっています。
購入をためらう点としては、オールカラーで写真も多く使用されているため価格設定が高めなことです。
しかしビジュアル臨床看護技術ガイドを選べば、内容が物足りず買い直す心配はありません。
写真付きの解説で手順をイメージしながら手技を学べますし、再確認することも出来ます。
- 看護技術に自身を持ちたい方
- これから看護技術を学ぶ方
- 基礎の再確認をしたい方
- 新人教育に携わる方
フルカラーで分かりやすい教科書的な参考書です。
看護技術を学ぶ最初の1冊として、最も適した参考書です。
「まずはこの1冊!」と言われる有名な参考書です!
ねじ子のヒミツ手技
筆者は漫画家でもある女性医師で、全編手描きマンガで解説されています。
ねじ子のヒミツ手技は看護師と医師それぞれの目線で描かれているため、医師が看護師に求めている知識と技術を知ることもできます。
自身の経験をもとにした、実践時のコツやアドバイスは必見です。
教科書的にまとめられた参考書とは違う切り口で、実践にいかせるポイントが満載です。
- 採血・動脈採血
- 注射・点滴・シリンジポンプ
- 気道確保と気管内挿管
- 中心静脈カテーテル
- 動脈ライン
- 骨髄穿刺・腰椎穿刺
- 胃管・胃洗浄
- 尿道カテーテル・浣腸
- 胸腔ドレーン
- 腹腔ドレーン
- 心嚢ドレーン
- 硬膜外麻酔
ねじ子のヒミツ手技1stは針モノ&管モノの手技が網羅出来る参考書です!
もちろん基本に背くことはなく、豆知識や知っておきたいコツがまとめられています。
また初心者がつまずきやすいポイントも分かりやすく解説されています。
ねじ子のヒミツ手技は1冊目と2冊目で内容ががらりと変わります。
- バイタルサイン
- モニタリング
- 心電図
- 道ばたでの心肺蘇生法
- 病院での心肺蘇生法
- 喉に異物が詰まった
- 夜の骨折と脱臼
- 動物に咬まれた
- 熱傷
- 鼻と耳の救急
ねじ子のヒミツ手技1stと2ndを合わせて読むと基本の看護技術だけでなく、突発的な状況にも対応できるようになります。
- 参考書が苦手だけど勉強したい
- 読み返しやすい内容が好き
- 介助につく時のポイントを知りたい
分かりやすくまとめられた読みやすい、ノートのような参考書です。
どちらも目の前で講義を受けているように分かりやすく、気負わずに読めるのが特徴です。
勉強したいのに気分が乗らない時、寝転がって楽しく読める参考書は貴重です。
ねじ子先生の新刊も私に必須な本でした。精神科医で働いたことがない看護師におすすめの1冊です!
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採血とルート確保を重点的に学びたい方は以下の記事がおすすめです!
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看護技術の参考書まとめ
ビジュアル臨床看護技術ガイドとねじ子のヒミツ手技の特徴と、選び方をまとめます。
- 看護学生
- 看護師1、2年目
- 指導する立場
- 看護技術の総復習
- ほぼ全てを網羅
- 全看護師向け
- 看護技術の向上
- 介助につく時のコツ
- コミカルで面白い
- 現場に近い参考書
看護技術を網羅したいのか、看護技術を深めたいのかで選ぶ参考書は異なります。
臨床看護技術ガイドとねじ子のヒミツ手技1stの2冊があれば、補足が不要で理解も深まります。
自身の状況によって選ぶ本も変わるはずです。
予算に限りがなければ3冊購入するとお互いの情報を補えます。
1冊だけ購入する場合は以下のように選びます。
- 1年目:臨床看護技術
- 2年目:臨床看護技術かヒミツ手技
- 3年目以上:ねじ子のヒミツ手技
- プリセプター:ねじ子のヒミツ手技
- 教育担当者:臨床看護技術
- 復帰:臨床看護技術とヒミツ手技
私は不安を抱えながらの仕事程、つらいものはないと考えています。
紹介した参考書はきっと皆さんの不安を払拭する、大事な役割を果たすはずです。
勉強は楽しい事ばかりではありませんが、この記事で参考書選びが少しでも楽になれば幸いです。
どの参考書も自信を持って働ける心強い味方です!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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