①根拠に基づいた解説
②苦手意識を克服する
③実践に繋げて経験を積む
④確実に上達する1冊
日によって成功率が違ったり、何だか調子が悪い日はありませんか?
私もはじめは採血やルート確保が苦手でした。
- 緊張で手元が狂う
- 患者さんから怒られる
- さらに苦手意識が強くなる
上記の悪循環が続き、慣れるまでは患者さんからのプレッシャーで失敗することも多かったです。
経験の積み重ねも大切ですが、感覚だけに頼ると回数をたくさんこなす必要があり、効率も悪くなります。
成功率を上げる秘訣は、根拠と手技のコツを学ぶことです!
今回は苦手意識を減らし成功率を高める、おすすめの参考書を紹介します!
Dr.とらますくの採血&静脈ルート確保手技マスターノート
確実に成功させる理論がない採血・静脈ルート確保の手法理論を、しっかり学べる参考書です。
苦手意識を克服し、成功率を格段に上げる1冊となっています。
- 血管の選び方
- 穿刺に適した姿勢
- 針の穿刺角度
- メンタル面の注意点など
各ステップごとにマンガやイラスト、写真を交えた分かりやすい解説です。
必要な情報とコツがぎゅっと詰まった1冊で、新人ナースから経験者まで幅広い層に支持されています。
採血&静脈ルート確保手技マスターノートの目次は以下の通りです。
- 穿刺の準備
- 穿刺の基本
実技1 穿刺する部位を決めよう - 穿刺の実際
実技2 実際に穿刺してみよう - 穿刺後
実技3 穿刺したあとの処置 - 静脈採血
主に留置針を使用する静脈ルート確保の解説が中心ですが、採血や注射を行うときでも要領は同じです。
ずっと失敗する理由が分からず困っていましたが、本中に答えが書いてありました。
私の場合は穿刺後の固定が不十分だったことが原因で、コツを学んでからは確実に成功率が上がりました。
今ではとりにくい血管でも、落ち着いてとれるようになりました!
基本的な手技の手順やコツはもちろんですが、上手な人が知っているポイントは必見です!
上手い人に教わってもうまくなるとは限らない
どの病院にも採血やルート確保が飛び抜けて上手い看護師がいます。
上手くいくコツを尋ねても「体が覚えてるから、回数をこなすしかないね。」と言われることも少なくありません。
これはなぜでしょうか?
上手い人は手技のコツを普通のこと(基本的)だと思っているためです。
しかし、上手い人が意識せず行っているコツを苦手な人は知りません。
- 穿刺箇所の優先順位
- 血管の性質
- 血管を固定するコツ
- 針先と血管の外壁
- 修正方法と注意点
- 点滴の接続と固定など
この本を読めば上手い人とのテクニックの差を埋めることが出来ます。
学んでイメージトレーニングを行い、実践を積むほうが上達が早いのは誰の目にも明らかです。
最後に、この本がおすすめな方をまとめます。
- 新人看護師
- 採血や血管確保が苦手
- ブランクがあり不安
- 採血の多い職場へ転職
私もそうでしたが、自信がつければ成功率も格段に上がります。
読んだことを実行するだけで技術が向上すること間違いなしの1冊です。
価格も手頃なので、ぜひ購入してみて下さい。
このブログでは、他にも看護技術の参考書を紹介しています。
以下の記事に丁寧で分かりやすい参考書をまとめましたので、ぜひこちらも参考にして下さいね。
患者さんのためにも自分のためにも、まずは自信をつけたいですね!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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