①悪寒の有無で対処が変わる
②経口補水液のレシピ
③おすすめの食事
④栄養ドリンクの注意点
⑤発熱時の強い症状に注意
発熱時は、体力を消耗します。
まずはエネルギーの消耗を防ぐことが大切です。
症状に応じた対処法をまとめました。
回復を妨げず、つらい症状を和らげるポイントを解説します。
発熱時におすすめの食べ物、注意点もお話します!
熱が出た時の対処方法
エネルギーの消耗を防ぐことが重要です。
合併症の予防にも繋がります
安静と本人が楽な体勢を保ちましょう!
悪寒がある時
保温に努めます。
湯たんぽや電気毛布が使用しやすいです。
水分も温かい飲み物をとって下さい。
湯たんぽや電気毛布の使用時は、やけど・脱水に気をつけて下さいね!
悪寒がない時
- 太い血管が通る場所を冷やす
- 保冷剤はタオルを巻く
- 意識的な水分補給
高熱時は太い血管が通る腋窩や鼠径部(脇の下や太ももの付け根)などを冷やすと効果的です。
保冷剤などは必ずタオルを巻き、気持ち良いと感じる程度に調整して下さい。
発熱時は汗をかいていなくても、普段以上に体内の水分が失われます。
意識して水分補給をして下さい。
下着が汗で濡れている時は、着替えを行いましょう!
熱が出た時の飲み物と食べ物
経口補水液は電解質濃度が高く、吸収されやすい為おすすめです。
・水1リットル
・砂糖40g(大さじ4と1/2)
・塩3g(小さじ1/2)
※冷やすとより飲みやすい
※その日のうちに飲み切る
市販品であればポカリスエットやアクエリアスがありますが、糖分が多く含まれています。
栄養バランスが偏る原因にもなりますので、やはりOS-1などの経口補水液をおすすめします。
発熱時には消化器の働きも低下します。
消化・口当たりがよく、エネルギーやタンパク質が高い食事をとるようにします。
- 茶碗蒸し
- 味噌汁
- スープ
- ヨーグルトなど
コンビニであれば、レトルトのお粥やヨーグルトが購入しやすいですね!
栄養ドリンクの注意点
栄養ドリンクはカフェインが含まれており、市販薬や処方された薬と飲み合わせが悪い場合があります。
発熱時には胃腸も弱っており、栄養ドリンクが刺激になることもあり注意が必要です。
栄養は出来るだけ食事からとりましょう!
発熱時に注意する症状
意識障害や痙攣を伴う時は、脳炎や髄膜炎などの可能性があります。
排尿時痛やわき腹を軽く叩くと、強い痛みがある時は腎盂腎炎の可能性があります。
発熱以外の強い症状が現れた時は、早急に受診して下さい。
お子さんや高齢者では症状がはっきりせず、訴えがないこともあります。
普段と様子が違うと感じたら、迷わず病院を受診して下さいね!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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