①不安を感じたら受診を
②受診時の注意点
②診察・検査の内容
③かかった医療費について
不正出血が起きる原因は様々です。
病気が原因の場合、病原菌の感染・子宮内膜炎・卵巣機能不全・子宮筋腫・悪性の腫瘍・クラミジアなどが考えられます。
今回は私の婦人科受診までの簡単な経過と、病院受診時に気をつけることを解説します。
最終的に1月17日〜28日まで出血が続きました。
不正出血から病院受診まで
今回初めて不正出血で婦人科を受診しました。
これから私の状況と経験談をお話します。
受診前の状況
私には5年以上前に手術歴があります。
- 卵巣嚢腫の腹腔鏡手術
- 子宮筋腫が見つかる
- 生理周期は30日
- 生理不順はほとんどなし
この時に子宮筋腫の指摘がありましたが、サイズが小さく問題ないと言われています。
経過と受診を決めた理由
生理予定日の18日前に少量の不正出血がありました。
- 1日目:茶色の出血が少量
- 2日目:出血量が少し増える
- 3日目:症状がやや悪化傾向
2日目は「下着が汚れてしまう程度の出血」があり、ナプキンをつけていました。
3日目起床時下腹部の軽い痛みと「トイレットペーパーで複数回拭く程の出血」もありました。
婦人科受診を決めた理由は以下の通りです。
- 数ヶ月前にも不正出血があった
- 徐々に量が増えていた
- 色が鮮血だった
2回目の不正出血だったため、念の為受診することにしました。
[ad01]
不正出血で産婦人科を受診
この日は日曜日でしたが、診察している産婦人科があり受診しました。
少しでも不安を軽減し、スムーズに受診するために知っておきべきことをまとめます。
産婦人科を受診する時の準備
問診や超音波検査があります。
検査しやすい服装で行くことをおすすめします。
- 保険証を持参(あれば診察券も)
- 服用中の薬があればお薬手帳
- スカート着用がおすすめ
- タイツではなく靴下着用
- 生理周期と最終生理日の把握
不正出血の診察と診断
腹痛の程度と周期性について聞かれた後、経膣エコーを受けました。
経膣エコーの流れ
内診台にはショーツを脱ぎ、スカートを腰上まで上げた状態で座ります。
経膣エコーは圧迫されている感覚はありましたが、痛みはありませんでした。
この時も子宮筋腫を指摘されましたが、「忘れてもいい程度」と言われました。
卵巣内に卵子が確認出来ない事、水が少し貯まっている事、生理周期から排卵に伴う出血と診断されました。
これには排卵日の予定も近く、納得しました。
排卵に伴う出血は病的ではないため、基本的には問題ありません。
ただし出血が続くと「貧血の原因」になりますので経過が重要です。
クラミジア検査
クラミジアも不正出血を起こすことがあるため、併せて検査を行うことになりました。
この検査は、図のような膣鏡(クスコ)で膣を広げ、綿棒で子宮入り口のおりものを採取します。
こちらも圧迫感と違和感がありましたが、痛みはありませんでした。
検査3日後、陰性と分かり安心しました。
婦人科を受診した時の医療費
2020年1月時点の費用です。
今回腹痛は軽度だったため、薬は希望しませんでした。
夜間・早朝等加算(初診)
点数:338点
(断層(心臓超音波を除く))(胸腹部)
点数:530点
クラミジア・トラコマチス核酸検出(生殖器)
点数:204点
点数:150点
点数:61点
診療点数合計1283点、3割負担で3850円でした。
時間内受診の場合、初診料は288点です。
この場合、3割負担で3670円です。
初めて不正出血を経験して
最終的に不正出血は12日間続きました。
以前友人が「病気を見つけられないとしても、産婦人科は受診したくない!」と言っていました。
産婦人科は他科に比べ、恥ずかしさや不安を感じやすいことも理解しています。
しかし、私が卵巣嚢腫の診断を受けたきっかけは検診です。
検診時、症状が特にない状態で発見されました。
今回のように症状があるならば、尚更受診することをおすすめします。
卵巣のう腫の経験談に興味がある方はこちらをどうぞ!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
次に読まれている記事はこちら