①結膜下出血で注意すること
②眼科受診時の検査と医療費
③結膜下出血の対策グッズ
実際の画像はありませんので、安心してお読み下さい!
一般的に結膜下出血には前触れがありません。
出血の範囲が広い場合や血液が苦手な方は、見た目の衝撃から気分が悪くなることもあります。
転倒すると大変危険です。
気持ちが落ち着くまで床に座るか、横になることを強くおすすめします。
まずは一緒に緊急性がないか確認しましょう。
今回は私の経験も含めてお話します!
結膜下出血の症状とは
私の場合は自覚症状がなく、左の目尻側が塗りつぶした様に出血していました。
結膜下出血の特徴は以下の通りです。
- 目がゴロゴロする
- 痛み・かゆみなし
- 視力低下はしない
通常の出血であれば、痛み・かゆみ・目やに等の症状は起きません。
多少目がゴロゴロする方もいますが、症状が無い方も多いです。
結膜下出血ならば眼球内に血液が入ることはない
結膜は図のように白目をおおう膜です。
目の構造上、結膜下出血では眼球内部に血液が流れていくことはありません。
結末は目の奥で折り返し、まぶたの裏側までをおおっています。
物が見えにくくなったり、視野が狭くなることもありませんので安心して下さいね!
結膜下出血以外を疑う状況と症状
結膜化出血以外の病気が隠れていないか、よく確認することが重要です。
- 眼外傷
- 熱を伴う
- 頻繁に繰り返す
- 痛み・かゆみ・目やにを伴う
通常の結膜化出血の場合は、放置しても構わないといわれます。
上記に当てはまる症状がある場合は、必ず眼科を受診して下さい。
何か思い当たる原因がある時も、必ず眼科へ行きましょう!
結膜下出血の経験談
起床後いつも通り鏡を見ると、左眼が結膜下出血を起こしていました。
目の出血は初めてで、本当に驚きました。
左眼の目尻側が出血により、トマトの様にべったりと赤くなっていたからです。
- びっくりして何度も鏡を覗き込む
- ショックで気分が悪くなる
- 落ち着くまで横になっていた
仕事でもっと衝撃的な場面に遭遇していますが、自分のことになると想像以上に衝撃を受けました。
普段からこの様な場面が苦手な方は、すぐに座るなどの対処をして下さい。
最悪の場合、倒れてケガをしてしまいます。
私はしばらく横になっていました…
心配であれば眼科を受診
まず診察と細隙灯顕微鏡検査を受けました。
細隙灯顕微鏡検査とは、まぶたの表と裏側・球結膜(白目)・角膜(黒目)を診る検査です。
検査結果は問題なく安心しました。
併せてコンタクトや眼鏡をつくる時と同じ検査も行われました。
- 眼圧検査
- 屈折検査
- 視力検査
簡単に検査内容を解説します!
眼圧検査
片目に2〜3回ずつ空気を吹き付ける検査で、しっかりと眼を開けて検査を受ける必要があります。
前髪が邪魔にならないように気をつけて下さい。
目に空気があたるため少し驚きますが、痛みは全くありません。
ヘアピンがあると便利です!
屈折検査
検査機器に向かって片目で覗き込む検査です。
こちらも前髪が邪魔にならないよう、手やピンで押さえましょう。
屈折検査で使用されている「気球の写真」を見たことがある方も多いかもしれません。
屈折検査も検査中に目をつぶらないようにします!
視力検査
裸眼と眼鏡の視力を測定しましたが、視力の低下もなく安心しました。
私は全ての検査で問題なしでした。
充血を抑える目薬は不要
・出血:血管が破れて血液が漏れ出る
・充血:細い血管が拡張した状態
充血を抑える目薬が処方される事もありますが、実は充血を抑える目薬は不要です。
残念ながら、結膜下出血を早く治す目薬はありません。
充血の目薬には、血管収縮剤が使用されます。
時々話題になる「プリビナ」という目薬も血管収縮剤です。
血管を強制的に収縮させて充血を抑える目薬で、残念ながら出血に対しては効果がありません。
眼科受診時の医療費
2019年10月時点の医療費です。
領収書を元にまとめています。
夜間・早朝等加算(初診)
点数:338点
点数:400点
診療点数合計738点、3割負担で2210円でした。
時間内に受診した場合は初診料が288点で、3割負担の方は2060円となります。
結膜下出血はいつ良くなる?
結膜下出血が消えるまでの日数は、状態や範囲によります。
- 出血は少しずつ吸収される
- 通常1〜2週間で元に戻る
- 範囲が広いと2〜3ヶ月かかる
毎日本当に少しずつ吸収されるので、始めは良くなっている実感がありませんでした。
それでも1週間程で出血していた位置が下がり、目立ちにくくはなりました。
私は範囲が広かったようで、元に戻るまで1か月半程かかりました。
コンタクトレンズをつける時期
私もコンタクトユーザーです。
普段コンタクトを使用している方も、出血が消えるまでつけないようにしましょう。
眼科でも、出血が消えるまでメガネを使用するように指導されました。
- 出血が消えるまではメガネ
- 再出血を予防するため
- カモフラージュにもなる
自分ではメガネ越しでも出血に目がいきますが、メガネがある限り周囲はほとんど気付きません。
同僚には「メガネがあるから、出血はそんなに目立たない」と言われ、先輩には「言われるまで気づかなかった!」と言われました。
目のためにも、しばらくはメガネで過ごしましょうね!
お気に入りのメガネがない方は、家で試着できる通販がおすすめです!
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出血の吸収を促すグッズ
目を温めると吸収が促進されます。
眼科医にもおすすめされました。
蒸しタオルでも構いませんが、毎日使うとなると洗濯や準備に手間がかかります。
市販のアイマスクがおすすめです!
繰り返し使えるのに価格が手頃で、大人気のホットアイマスクです。
- 1000円未満で250回使える
- 目に乗せるだけでOK
- 温熱時間は約5分間
あずきのチカラは名前の通り、あずきが入っているため少し重みがあります。
圧迫感が心配な方は、羽のように軽い「蒸気でホットアイマスク」がおすすめです。
柔らかい耳かけは圧迫感がなく、好きな体勢で目を温めることができます。
- 使い捨てで簡単に使える
- 軽くてそのまま眠れる
- 温熱時間は約20分間
無香料だけでなく、完熟ゆず・ラベンダー・カモミールなど好きな香りも選べます。
使う場所を選ばないのも、蒸気でホットアイマスクの大きな特徴の1つです。
発売当初は温かさが長続きしませでしたが、リニューアル後は温熱時間が2倍の20分になりました。
見えない蒸気が気持ちよく、いつもそのまま眠ってしまいます。
結膜下出血を経験して
もしも出血以外の症状がある時は、必ず眼科医に伝えて下さい。
特に原因が思いつかない場合や、出血以外の症状がない場合は特に心配いりません。
以下の注意点をしっかり守れば、きれいな白目に戻りますので、安心して下さい。
- 再出血防止のためコンタクトはNG
- 良くなるまではメガネを使用
- ホットアイマスクで目を温める
出血が消えるまでは、目を労ってあげて下さいね!
ここまでお読みいただきありがとうございました!