①手術当日の流れ
②術前に注意すること
③術前に起きた印象的な出来事
20代で卵巣腫瘍が発見されました。
このページは、大学病院で卵巣嚢腫摘出術を受けた時のお話です。
今回は術前についてまとめています。
腹腔鏡手術が初めての手術となりました。
腹腔鏡手術当日
4時間程眠ることが出来ました。
当日は両親と夫が付き添ってくれました。
手術は午前中の予定で、入院時「手術当日は食事や水分摂取をしない」よう説明を受けました。
しかし朝になって、手術時間が午後からに繰り下がったと聞き、10時まで水分摂取可能となりました。
待ち時間が増えたことについては、ゆっくり心の準備が出来ますが、早く終わらせたい思いもあり複雑な気持ちでした。
そわそわして、いつもより時計を見ていた記憶があります。
手術前の前処置
まずは、浣腸が行われました。
手術時間が近づくと手術着に着替え、図のような弾性ストッキングを履きます。
下着(ブラも)外して手術着を着ます。
弾性ストッキングは、市販の膝下着圧靴下に似ています。
弾性ストッキングは履きにくく、シワや丸まりがあると皮膚障害が生じる原因になります。
説明書を見ながら正しく着用して下さい。
手術室からの迎え
手術室看護師の迎えで、手術室へと向かいます。
事前に病室のベットに乗った状態で移動するか、歩いて行くかを決めることが出来ました。
私は、歩いて手術室へ向かいました。
症状がなかったですし、寝たまま運ばれる方が不安を感じるかもしれないと考えたためです。
手術室までの距離が遠かったことも理由の1つです。
婦人科病棟から手術室へ
手術室に近付いた時、術後の人とすれ違ったんですが、その方はベッドに眠った状態で運ばれていました。
数時間後には、自分も同じように病室へ戻るんだなと思うと同時に、既に手術が終わったことを羨ましくも思いました。
手術室前で家族に「行ってくるね!」と伝えて、夫とは握手を交わし、看護師と手術室の中へ入りました。
本当は軽くハグしたかったですが、恥ずかしく握手にしました。
卵巣嚢腫摘出術のため手術室へ
手術室は実習や新人研修で入ったことがありますが、馴染みがありません。
今回は患者さん側ですが、なぜか仕事目線で見ている自分もいました。
手術室内はリラックスした雰囲気で、これから自分が手術を受けるのに実感が沸かなかったです。
入室後手術台へ
研修医が見学に入りますと説明を受けた後、手術台へのぼりました。
手術台は幅が狭いので、横になる時には落ちないように注意して下さい。
昨日お会いした麻酔科医と話をしました。
話しをしている間に点滴が繋がれ、研修医がマスクを手で固定していました。
しかしマスクの位置が上過ぎたようで、両目のマツエクがマスクに挟まりました。
自然なデザインでしたが先端が挟まってしまいました。
目が開けられず状況も分からないため、困ってしまいました。
少しして、麻酔科医が研修医に「当て方がおかしいよ」と伝え、正しくマスクをつけてくれたことが術前1番の思い出です。
それから心の中で数を数えましたが、「12」まで数えた記憶があります。
今振り返ると、意識を失うのは本当に一瞬の出来事なんだと不思議な感じです。
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卵巣嚢腫摘出術の術前まとめ
生まれて初めての手術で、少なからず不安がありました。
今後卵巣嚢腫の手術を受ける方の中には、事前に受けた説明によって、かえって不安が増えることもあるかもしれません。
しかし皆さん、患者さんの不安が軽減するよう1つ1つ声を掛けてくれます。
私の場合は手術室を移動中に、看護師が前日の睡眠状況を聞いてくれました。
緊張感を和らげる為に、声を掛けてくれたんだと思います。
続き【卵巣嚢腫摘出術】20代で良性卵巣腫瘍|腹腔鏡手術のお話【術後】
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