①退院日のために選ぶ
②全てまとめる場合はLサイズ
③おすすめはサブバッグとの併用
結論からお話すると、1つのキャリーケースに全ての荷物をまとめたい方にはLサイズが最適です。
しかし入院経験者としては、キャリーケース単体での使用はおすすめできません。
理由を解説する前に、まずは一般的なキャリーケースの目安をご覧下さい。
| サイズ | 日数 |
| S | 2〜3泊 |
| M | 4〜7泊 |
| L | 7泊以上 |
Mサイズも1週間の入院に適しているように見えますが、実際には容量不足です。
これはキャリーケースの日数の目安が、旅行や出張を想定しているためです。
病院はホテルとは異なり備品が少ないため、どうしても旅行より持参する物が増えます。
しかしキャリーケース1つにまとめようとすると、今度はサイズが大きくなり邪魔になってしまいます。
この2つのバランスを上手くとるためには、荷物を2つに分けることがコツです。
まずは邪魔にならないキャリーケースの大きさについて解説します！
邪魔にならないキャリーケースのサイズ
キャリーケースが病室で邪魔にならないか心配な方へ、看護師の筆者目線で少し解説します。
自分で荷物の管理ができる方であれば、ほぼ問題ありません。
ただし、あまりに大きいサイズは幅をとるため、 大きさはしっかり選びましょう。
具体的に何cm以上と規定するのは難しいですが、スペースを圧迫しないサイズが基本です。
以上の点からLサイズよりも、Mサイズとサブバッグの組み合わせがおすすめです。
何よりキャリーケースは、掃除や処置でスペースを確保したい時にも移動しやすく助かります。
正直個人的には、キャスターなしのバッグを床に置いている方が気になります。
毎回持ち上げる必要がありますし、病院という場所柄、衛生面も心配です。
最適なキャリーケースとサブバッグ
今、私が1週間入院するならMサイズを選びます！
1つにまとめるのは荷造りも大変ですが、2つに分けるだけで管理のしやすさが段違いです。
サブバッグにはよく使う物や小物類を入れ、スーツケースには嵩張る物を入れます。
サブバッグはキャリーケースに載るバッグか、リュックがおすすめです。
まずは耐久性が高いハードキャリーケースと収納しやすいソフトキャリーケースを紹介します。
おすすめサブバッグは、最後に合わせて紹介します！
製品によってサイズの容量が異なります。一覧表も参考にして下さいね！
Amazonで人気のキャリーケース
| Sサイズ | Mサイズ | Lサイズ | |
| 容量 | 約38L | 約59L | 約90L |
| 外寸 | 約54×37×22.5cm | 約65×45.5×26cm | 約74×51×29.5cm |
| 重量 | 約2.9kg | 約3.6kg | 約4.7kg |
| 日数目安 | 約2〜3泊用 | 約4〜7泊用 | 7泊以上 |
ソフトキャリーケース
| Sサイズ | Lサイズ | |
| 容量 | 約37L | 約65L |
| 外寸 | 52×37×25cm | 64×43×27cm |
| 重量 | 2.75kg | 3.6kg |
| 日数目安 | 約1〜3泊 | 約4〜7泊 |
楽天で人気のキャリーケース
| MSサイズ | Mサイズ | |
| 容量 （最大容量） | 46.8L （54.9L） | 63.3L （73.1L） |
| 外寸 | 61.5×43×27cm | 66×46.5×29.5cm |
| 重量 | 3.98kg | 4.5kg |
| 日数目安 | 約3〜5泊 | 約4〜7泊 |
ソフトキャリーケース
| Sサイズ | Mサイズ | |
| 容量 (最大容量) | 32L (35L) | 55L (62.7L) |
| 外寸 | 53×35×24cm | 67×41×28cm |
| 重量 | 2.1kg | 2.5kg |
| 日数目安 | 約2〜4泊 | 約5〜10泊 |
キャリーケースに固定できるサブバッグ
入退院時の移動を楽にしたい方、体への負担を減らしたい方にはキャリーオンバッグがおすすめです。
キャリーオンバッグとは、スーツケースに固定できる折りたたみ式ボストンバッグのことです。
折りたたむと両手に乗る程小さくなります。
- キャリーバー通しを搭載
- スーツケースの上に載せられる
- 単体でも1〜2泊用の荷物が入る
キャリーバーに通してスーツケースに載せる形になるため、重さを感じずとても楽です。
取り外し可能なショルダーストラップ付きで、普段使いにも旅行にも活躍します。
折りたたむと両手に乗る程コンパクトで、レジカゴサイズのエコバッグとして使っている方もいます。
一般的なエコバッグよりもしっかりとした生地で、多少のことでは破れる心配もありません。
入院時はすぐに使う物を入れておくと、とても便利です！
退院時は洗濯物などを入れると、後片付けが楽になります！
小さく畳めるキャリーオンバッグ
- 容量23L
- おしゃれで豊富な柄
- 内外ポケット付きで簡単整理
価格が安いキャリーオンバッグ
- 容量20L
- ナイロン素材
- 大きく開くチャックが特徴
どちらもキャリーケースの上に載せられるため、楽に移動できます！
退院する時は洗濯物などを入れておくと、自宅に帰ってからの後片付けもすぐに終わります。
余談ですがキャリーオンバッグは単体でも、1〜2泊の旅行用バッグとして大活躍しています。
退院祝いで旅行に行った時も使いましたが、お土産が入れやすく使いやすさに感心しました。
一家に1つあると便利なバッグですので、ぜひ使ってみて下さいね！
パソコン向けリュック
パソコンを持ち込む予定がある方へ、PC対応のリュックも紹介します。
どちらも15.6インチまでのPC対応です。
- 容量30L
- サイズ：51×32.5×18cm
- 重量：0.78kg
- 外5か所・中6か所のポケット
- サイズ：44.9×30.9×19cm
- 重量：1.1kg
- 多機能ポケットつき
ここまでお読みいただきありがとうございました！
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