①高認試験(旧大検)の合格必須
②看護学校に入学後3年間学ぶ
③准看護師資格の取得は高認不要
中卒から看護師になる2つのルート
1から看護師を目指す場合は高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)に合格する必要があります。
高等学校卒業程度認定試験(高認)に合格後、看護大学・看護短期大学・看護専門学校などへの受験資格を得ることができます。
まずは准看護師を目指す場合、最終学歴が中卒以上で准看護師養成所の受験資格が得られます。
まず准看護師を目指す場合は准看護学校へ入学します。
准看護師の進路はこちらの記事をご覧下さい!
高校卒業程度認定試験(高認)とは
高等学校卒業程度認定試験は、様々な理由で、高等学校を卒業できなかった者等の学習成果を適切に評価し、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があるかどうかを認定するための試験です。合格者は大学・短大・専門学校の受験資格が与えられます。また、高等学校卒業者と同等以上の学力がある者として認定され、就職、資格試験等に活用することができます。
(大学入学資格検定(大検)は、平成17年度より高等学校卒業程度認定試験にかわりました。)出典:文部科学省
高等学校卒業程度認定試験(高認)は文部科学省が実施している試験です。
試験は毎年8月と11月に行われています。
教科は国語・地理歴史・公民・数学・理科・英語の5教科です。
地理歴史・公民・理科は各教科の中で受験する科目を選択する必要があります。
試験科目の出題範囲は現在の高等学校の学習指導要領に基づいています。
看護師資格と高認
看護師になるには専門学校等で3年以上学ぶこととなります。
看護学校を受験する場合、入学要件として最終学歴が高等学校卒業以上でないといけません。
高認に合格することが看護学校入学への最短ルートです!
高認の試験は年2回行われ、8月に受験する場合は以下の流れになります。
①8月高認を合格
②翌年1月か2月看護学校一般入試合格
③4月看護学校へ入学
准看護師の資格と高認
准看護学校への入学要件は中学校卒業以上です。
高認を受ける必要はありません。
准看護師の場合は2年間で准看護師の資格が取得できます。
准看護師から看護学校への進学も可能ですが、中卒の場合最短でも実務経験3年以上が必須です。
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中卒から看護師を目指すまとめ
看護師免許をとることが最終目的であれば、准看護学校を経由すると、年数と学費の面で負担が増えます。
しかし学生になるには、家族構成など周囲の環境も関わってくるかと思います。
- 高認を受験する
- 看護学校へ進学
- 最短3年で資格取得
- 国家資格取得までの最短コース
- 高認は不要
- 准看護師養成所へ
- 最短2年で資格取得
- 就職までの最短コース
大切な方とよく話し合われて、ベストな選択ができますように。
ここまでお読みいただきありがとうございました!